ザ・ソーシャルグッドアカデミア #06 / ソーシャルグッド社会のためのクリエイティブ&コミュケーション

(以下の記事はHUFFPOSTからの抜粋です。)

ソーシャルアクションを実行すると共に、顧客の心に響くクリエイティブとコミュニケーションのあり方を追求しているLUSHとarca。それぞれ、何を大事にし、ビジネスと向き合っているのでしょうか。

第6回は、「ソーシャルグッド社会のためのクリエイティブ&コミュニケーション」がテーマ。ラッシュジャパン合同会社ブランドコミュニケーションマネージャー・丸田千果さん、株式会社arca CEO・辻愛沙子さんをお迎えし、トークセッションを行いました。(ファシリテーション:ザ・ソーシャルグッドアカデミア 代表・大畑慎治)

社会をより良くしたい、というブランドの思いをクリエイティブとコミュニケーションに落とし込むために必要なこととは? そして、顧客の共感の輪を広げていくためにはどうしたらいいのでしょうか?

環境や社会に寄り添った業務実績、クリエイティブとコミュニケーションで注目を集める2社から、ブランドと企業の思いを伝えるポイントを学びました。

ファンの熱が伝播するLUSHのコミュニケーション戦略

社会課題に取り組む企業のクリエイティブサポートや自社企画を数多く手がける辻さんが、「大ファンです!」と語るのがLUSH。

「もしも、既存ブランドの創業者になれるとしたら?」と質問をされたら、迷わずにLUSHと答えるほどブランドを愛用しているそうです。アクティビストの顔も持つ辻さんは、LUSHを「思想とクリエイティビティが共存している唯一無二のブランド」と評します。

「社会へのスタンスや思想を、しっかりと掲げている企業はあまり多くありません。“思想をビジネスに落とし込めているか?”を考えるには自己批判も必要であり、相当な覚悟を要するからです。LUSHは、覚悟を持って思想を掲示するのと並行して、オリジナリティのあるポップなトンマナの確立にも成功しています」

「トレーサビリティやクルエルティフリー(※)など社会課題へのスタンスを明確にしているブランドに限って見てみると、アースカラーで優しい綺麗めなトーンが多用される印象があり、どうしても画一的になりがち。

そのようななかで、LUSHのお店はカラフルでポップなデザインに溢れている。その空間にいるだけでテンションが上がるんです! 覚悟を持った思想と遊び心ある世界観の掛け合わせがLUSHのオリジナリティの真髄だと思います。思想に惹かれてLUSHを選ぶ人も、デザインが好きだからとLUSHを選ぶ人も、どちらもいるのはすごいことですよね」

クルエルティフリー残虐性(cruelty)のない(free)もの。動物実験などを一切行わないこと。

辻さんの熱弁に、丸田さんは嬉しそうに笑顔を見せ「LUSHは、辻さんのようなお客様が、自然と語り、広めてくださることで成長してきました」と話します。

「私たちが言いたいことを一方通行で伝えていては、コミュニケーションとして成功したとは思えません。辻さんのように“1時間、LUSHについて語りたい!”とお客様に熱く言っていただけるように、私たちも熱量を持って仕事に取り組んでいます」

記事全文はHUFFPOSTでご覧いただけます。

企業のファンと社会を変えていく。LUSHとarca辻愛沙子がブランドを育てるために意識すること

ゲスト:
丸田 千果(ラッシュジャパン合同会社ブランドコミュニケーションマネージャー)
辻 愛沙子(株式会社arca CEO)

モデレーター:
大畑 慎治(ザ・ソーシャルグッドアカデミア 代表 )

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